粉砕したニードルコークスを所定の粒度にふるい分け、決められた粒度割合で混合し、ピッチを加えて混ぜ合わせる。混ぜ合わせペースト状になったコークスを、所定のサイズに円柱状に押し出し成型する。

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素材中のピッチを炭化するために約1000℃で熱処理する。
短時間で焼成するとピッチ揮発成分や収縮等によりひび割れや気孔が発生するため、約1カ月の時間をかけ焼成と冷却を行う。

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焼成、再焼成工程でピッチ揮発成分が抜けた場所に気孔ができるので、再度ピッチを充填して気孔をふさぎ、密度を上げる。
電極継ぎ手(Pin)は強度を得るために、このプロセスを数回繰り返す。

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充填されたピッチを炭化させるために、再度熱処理 (800℃ 以下)を行う。焼成時間は約1週間。

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再焼成後の素材を、電気によるジュール発熱を利用し、約3000℃で熱処理し黒鉛化する。炉の方式により、約1週間 ～約1カ月 をかけて黒鉛化される。

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電極本体、継ぎ手ともに専用の加工機で、部位によっては1/1000mmレベルの精度で加工される。

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特性測定、外観検査を経て最終製品として出荷される。

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