10/28 環境省脱炭素先行地域生坂村の脱炭素化事業を支援
2025年10月31日長野県生坂村が進める脱炭素と再生可能エネルギー活用の取組のため、レゾナック・グラファイト・ジャパンの遊休地を太陽光発電の設置場所として貸借いたします。今回の土地は、広津発電所近隣の土地(生坂村木材ふれあい体験館北側)で、村の新たなエネルギー拠点として活用されます。
10月28日、生坂村役場にて「脱炭素事業に関する土地使用賃借契約書」の調印式が行われました。この契約により、当社は遊休地を村に貸借し、地域のエネルギー自給率向上と環境負荷低減に貢献します。
太陽光発電所の設置工事は令和8年2月の完了を予定しています。発電事業は生坂村が主体となって行い、発電されたグリーン電力は村が設立した株式会社いくさかてらすを通じて村内の家庭や公共施設へ供給されます。
また、木材ふれあい体験館は地区の避難所に指定されており、太陽光パネル・蓄電池・EVステーション・V2H(EV充放電器)が設置されます。
 今回の太陽光発電所で生み出された電力も供給され、蓄電池は災害発生時に重要な電源として機能します。さらにV2Hを活用することで、EV(電気自動車)から建物への電力供給も可能となり、災害時の安心・安全を支えます。
当社は、事業活動を通じて地域社会との共創を大切にしています。
 今回の施策は、遊休地の有効活用、エネルギーの地産地消やそして地域防災力の強化に寄与するものであり、生坂村の持続可能な未来づくりを支援する重要な一歩です。
レゾナック・グラファイト・ジャパンは、これからも地域と共創し、環境保全と地域発展に貢献してまいります。


