Production & Engineering Department Engineering Section SDGs Promotion Section

On a mission to establish a circular economy within the local community and work to address decarbonization initiatives

Murakami Hayate

 

Murakami

Hayate

2019年新卒採用  4月入社

設備設計と脱炭素化、
2つのミッションを担う

私は現在、エンジ課とSDGs推進課を兼務しています。

エンジ課は大町事業所の工場全体の設備投資・設備更新を担うセクションです。工場は東京ドーム約15個分と広大で、どの棟も竣工からかなりの年月を経ています。戦略的な設備の投資・更新が不可欠であり、私は主にその設計業務に携わっています。

一方のSDGs推進課は工場の再生可能エネルギー化をミッションに2023年に発足しました。当社はグローバルでビジネスを展開していて、特にヨーロッパの企業から脱炭素化に寄与する製品へのニーズが高まっています。

課の発足に先立って何名かのメンバーでアイデア出しやディスカッションをしました。そこで持ち上がったのが、工場の重油ボイラーを木質バイオマスボイラーに置き換え、その燃料には地域の未利用材を活用できないかという案でした。

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地域で資源とお金が
循環するしくみを共創

ボイラーという設備に関する案件なこともあり、私がプロジェクトリーダーに任命され、2022年4月ごろから、まずは一人でリサーチや交渉を開始しました。すると、いろいろなことがわかってきました。

地域にはバイオマス発電所でも利用されず、山に廃棄している未利用材があること。その材を燃料として買い取ることで山主さんへの還元、つまり地域貢献ができること。そこに含まれる枝葉などの含水率の高い材でも、当社の工場の排熱で乾燥させれば燃料として利用できること。

何より、新参者の私を快く受け入れてくださった林業関係者の方々と対話を重ねるなかで、皆さんの地産地消にかける情熱や、未利用材を価値化したいという思いが、ひしひしと伝わってきました。

それだけに、地域の人々や産業、当社の強みなど、さまざまな点と点をつなぐことで、地域内で資源とお金が循環するしくみを共創しながら脱炭素化を推進できそうだ、この見通しがついたときはうれしかったですね。SDGs推進課の発足も相まって、木質バイオマスボイラーは2025年の運転開始をめざすことになりました。

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前例のない案件を一から
起ち上げることのやりがい

このプロジェクトでは、自分で計画を立てて、フィールドワークをして、方向性を決定し、社内に前例のない案件を一から起ち上げていくことに非常にやりがいを感じています。

林業関係者や行政、木材チップの製造会社など、社内外のいろいろな人と対話を重ね、利害関係を調整するなど、課題を一つずつクリアしてきました。設計業務とはまるで違うこの経験を通じて大きく成長できましたし、会社が若手の自分にプロジェクトを任せてくれたことに感謝しています。

そもそも、大学で工学を専攻していた私が化学メインの当社に入社した決め手も、若いうちから責任ある仕事を任せてもらえそうだと感じたからです。

当社のほか、大手の重工業や自動車メーカーのインターンシップにも参加したなかで、大きなプロジェクトのごく一部の設計に関わる環境よりも、早くから一つの設備をまるごと設計できる環境の方が自分に向いていると感じました。

実際に入社後は大きな直動機器の設計をまるごと任せていただくなど、成長に直結する経験をたくさん積ませてもらっています。

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冬はスキー、
夏はマウンテンバイク、
都会では味わえない感動

大町事業所の職場の雰囲気は、とても風通しが良く、立場を超えた対話が多い印象です。グローバルビジネスを展開しているので、スピード感を重視するなど、当然シビアな面もありますが、若手でも意見を言いやすく、新しいチャレンジを後押しする空気があります。

大町や白馬は学生時代から冬に通っていた場所で、大好きなウインタースポーツのフィールドが身近にあることはこの上ない魅力です。山並みの表情も季節ごとにがらりと変わっていくので、都会では味わえない感動がありますね。

冬はスキー、夏はマウンテンバイクのダウンヒルを白馬でするのがプライベートでの楽しみです。ほかにも職場の仲間と山に山菜やキノコを採りに行ったりして、大町暮らしを満喫しています。

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社運をかけたプロジェクトを
任される人間に成長したい

今後の目標は、直近ではやはり木質バイオマスボイラー導入を成功に導くこと。その後は、グループには海外拠点も多いので、そうした工場で設備設計を手がけてみたいです。大町とは設計の環境や思想が違うので、新たなノウハウを学んで大町に戻り水平展開できたらいいですね。

また、大町事業所は古い工場なので、将来的に大規模なリニューアルを行うはずです。ゆくゆくは、そんな社運をかけた一大プロジェクトを任せてもらえるようなスキル、ノウハウ、人間性を持つ人材に成長したいです。

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Murakami Hayateさんの一日

08:00 始業・朝礼

始業後、朝のスタンディングミーティング

08:30 メール・予定確認

メーカ/社内からの問合せ確認

09:00 資料作成

プロジェクトのデータ収集/収益性など集約

資料作成
10:00 打合せ

メーカ/地域企業とプロジェクトの進捗確認

11:00 現場測定

設備を設置する場所の寸法確認

12:00 昼食休憩

社員食堂で先輩社員とワイワイ!
→ 他の部署の話を聞ける貴重な機会

13:00 設計業務

現場測定した場所の概要図をCAD化させる

設計業務
14:00 打合せ

社内に対しプロジェクトの進捗報告

16:45 退社

プロジェクト/設計案件に遅れがあれば残業。

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